長生郡一宮町東浪見の現場では、外壁の下塗り作業をおこなっています。
下塗りの役割と必要性について
下塗りの主な役割は以下の通りです。
密着性の向上
上塗り塗料と外壁材の密着性を高め、剥がれを防ぎます。下地と上塗り塗料の接着剤のような役割を果たします。
吸い込みの抑制
外壁材が塗料を吸い込むのを防ぎ、上塗り塗料の消費量を抑え、均一な仕上がりを実現します。特に劣化した外壁は吸い込みが激しいため、下塗りが重要です。
下地の補強・平滑化
外壁自体の小さなひび割れや凹凸を埋め、下地を補強し、表面を滑らかに整えます。
既存の下地色の隠蔽
下地の色が透けるのを防ぎ、上塗り塗料本来の色合いを美しく発色させます。
機能性の付与
防カビ、防サビなどの機能を持つ下塗り材を使用することで建物の保護機能を高めます。
下塗りを省略すると、上塗り塗料が密着せずすぐに剥がれてしまったり、色ムラが発生したり、外壁の耐久性が低下したりする原因となります。とても大切な作業です✨
上の写真は、下塗り作業後、中塗り作業の様子です。上塗り材よりワントーン薄い色を使用しています。色むらをなくし、塗り残しがないように作業を行うための、職人の工夫です🥰