長生郡一宮町東浪見の現場では外壁屋根塗装工事の洗浄作業を行っています。
こちらは洗浄前の写真です。
上部と右側が洗浄後、真ん中の苔がついている箇所が洗浄前の様子です。
外壁に苔が付着する主な原因は、以下の3点です。
1 湿度の高さ
苔は湿った環境を好みます。日当たりが悪く風通しの悪い場所、雨水が溜まりやすい場所、常に湿気を含んでいる場所などは苔が生えやすい条件が揃っています。特に、北向きの壁面や、隣家との間、植木や塀の近くなどは注意が必要です。
2 空気中の胞子
苔は胞子によって繁殖します。空気中に漂う苔の胞子が外壁に付着し、適切な湿度と水分があれば成長を始めます。特に、近くに森林や池などがある場合は、胞子の飛散量が多くなるため、苔が付着しやすくなります。
3 外壁の表面状態
外壁の表面が粗い場合や、塗膜が劣化して防水性が低下している場合、水分が保持されやすくなり、苔の付着を助長します。また、外壁のひび割れや隙間なども水分が溜まりやすく、苔の生育に適した場所となります。
簡単にまとめると、ジメジメした日陰は苔にとって最高の住処なのです。そこに胞子がやってきて、外壁のわずかな凹凸や傷に根を下ろし、どんどん広がっていきます。
塗装の前にしっかり洗浄作業を行い、外壁についた苔や汚れを落としていきます。
こちらが洗浄後の写真です。汚れがとれて塗装する準備が整いました🥰👌
これから養生作業を行っていきます。