睦沢町上市場の現場では中塗り作業を行っています。
塗装における中塗りとは？
塗装は通常、下塗り、中塗り、上塗りの3つの工程から成り立っています。この3層構造は、それぞれが大切な役割を担っています。
その中でも中塗りは、下塗りの上に塗り重ねられる2層目の塗料を指します。別名「2回目の上塗り」や「2層目の本塗り」と呼ばれることもあります。
なぜ中塗りが重要なのか？
中塗りは、美しい仕上がりと塗膜の耐久性を左右する、非常に重要な工程です。主な役割は以下の3つです。
耐久性の向上
下塗りと上塗りをしっかりと密着させ、塗膜全体を強固にします。これにより、ひび割れや剥がれを防ぎ、塗装の寿命を延ばすことができます。
上塗りの発色と光沢を最大限に引き出す
上塗りの色をより鮮やかに、そして光沢をより美しく見せるための下地作りをします。中塗りを省いたり、適切な塗料を選ばなかったりすると、上塗りの性能を十分に発揮できません。
塗膜の厚みを確保する
塗料は、メーカーが定めた規定の厚みを確保することで、本来の性能を発揮するように設計されています。中塗りを丁寧に行うことで、この適切な厚みを確保し、紫外線や雨風から建物をしっかり守ります。
中塗りをしないとどうなる？
中塗りを省略して塗装を行うと、以下のような問題が起こりやすくなります。
1：塗膜が薄くなり、耐久性が著しく低下する
2：色ムラや塗り残しが目立つ
3：上塗りの塗料の持ちが悪く、本来の光沢や発色がでない
4：数年で剥がれやひび割れが発生する可能性がある
中塗りは、単に「2回塗る」ということではなく、塗装の品質と耐久性を確保するための、プロの技術と知識が詰まった大切な工程です。私たちがお客様の大切な建物を長く美しく保つために、中塗りをしっかりと行うことの重要性をご理解いただければ幸いです😊💕
